スペイン旅行記 その1

  以前よりスペインへ何回か行ってらっしゃる知人の方より「スペインの風景は、素晴らしいわよ。世界で一番素敵だと思う。」と聞いていて、いつかは行ってみたいなあと思っていました。忙しい業務の中、職場の皆さんに迷惑もかけるしと思っていましたが、元気なうちにと思い、思いきって行ってまいりました。
  前回の予告編で書いたように、職場の皆さん・家族が、気持ち良く行かせてくださったことに心から感謝しています。また、丈夫な体に育ててくれた両親に感謝します。
 
  今回の旅は、JTBで企画した「 ビジネスクラスで行く スペイン8日間の旅 」と言うツアーで行ってきました。セントレア空港より出発して中継地点の「フィンランドヘルシンキ」に10時間10分で行き、2時間10分の待ち時間の後、4時間25分かかって、合計約17時間かけて「スペインのマドリード」に着きました。 
  時差は、本来は8時間なのですが、スペインが今サマータイムですので一時間繰り上がって、7時間です。セントレアを午前10時に40分に出発し、現地時間20時25分に到着しました。1日が31時間になりちょっと疲れましたが、日頃の元気さ(アバウトさ)ですぐ復活しました。ツアーのメンバーは、13人。皆さんとてもお元気でしっかりされていて、弱いことは言っていられません。ツアーの間、元気をいただいていました。

  今回の一番の目的地は、何といってもバルセロナにある「アントニ・ガウディサグラダ・ファミリア」次にギターの名曲で有名な「アルハンブラ宮殿」そして、食欲の面から本場の料理「パエリア(現地では、パエジャと発音するそうです。)」が楽しみで出かけました。8日間とは言っても時差とか飛行機での移動時間を考えると実質5日間の滞在となります。
 
  滞在中の日程は、一日目は、「マドリード世界遺産トレド観光」へ。二日目は、ヨーロッパの新幹線「AV」に乗って「世界遺産コルドバ・闘牛場のあるロンダ観光」へ。三日目は、『世界遺産アルハンブラ宮殿」があるグラナダ』へ。四日目は、「バレンシアオレンジで有名なバレンシア地方・地中海に面した世界遺産タラゴナ観光」へ。そして五日目は、今回の一番の目的地『バルセロナ世界遺産サグラダ・ファミリア」と「黒いマリア像」で有名な「モンセラート」観光』へというコースで旅しました。スペインは、イタリアに次ぐ世界遺産の多い国で、地下を掘ると遺跡が発掘される確率が多い国だそうで、まだまだ多くの遺跡が発見されそうです。そんな歴史のある国へ出かけてきました。
  おまけに台風12号の御蔭で?プラス2日合計10日間の旅になりまして、中継地点の「ヘルシンキ」に2日滞在しました。詳しい模様は、写真とともにお伝えしたいと思います。

  まず、簡単にセントレアでの様子からお伝えします。出発の日の集合時間が8時半と早い時間でしたので、東横インに前泊しました。参考として東横インに宿泊しますと10日間駐車場料金が無料となりますので安心でお得です。東横インの玄関先には、スペインの有名な芸術家「サルバドール・ダリ」の作品がありました。

 


  今回は、初めての「ビジネスクラス」でのフライトという事で、びっくりしたことをお伝えします。以前2回ほど海外旅行に出かけたのですが、いずれも「エコノミー」(分相応で)で出かけ「エコノミー症候群」の危険を感じ(今回は、だいぶ年を経ていますので)奮発して「ビジネスクラス」で出かけました。まずセントレアで待っている間「さくらラウンジ」という「ビジネスクラス」の利用者だけが入れる待合室にまいりました。
  とても落ち着いたスペースで、アルコール類・ソフトドリンクのサービス、おつまみやおにぎり等軽食のサービスを無料で受けることができました。おまけに、15分間のマッサージをしていただいて本当に幸せな時を過ごしました。帰りに「ヘルシンキ」で、同じようなサービスを受けましたが、日本のサービスには、かなわないと思いました。スペース的・メニューの数的には、「ヘルシンキ」の方が、上でしたが・・・
 

        
 
 
  今回は、フィンランド航空で行きましたので、飛行機内は、主にフィンランド語でしたが、日本人にも困らないように日本語で放送が入りました。また、日本人の「キャビンアテンダント」さん(日本航空においては1996年9月末日で「スチュワーデス」という呼称は廃止されています。)もいて心配することはありませんでした。

   
     


  今回は、ビジネスクラスという事で写真のように足をしっかり伸ばせてほとんどフルフラット状態で休むことができ、大感激でした。


  

 
  私は、飛行機から地上を見るのが大好きで、もともと地図を見るのが大好きで、海岸線が見えると例えば、「佐渡島が地図の通りの形をしているのを見るととても満足」というように他の人からすると当たり前じゃんと思うようなことに感激してしまいます。そんなことを考えていると10時間という時間が、とても速く感じました。これは、海外旅行をするのにとても得な性格かなと自分で思います。なのでいつもできるだけ窓際の席に希望を出します。
  今回も雲の間からでしたが、地上の様子を見ることができ、ロシアに流れる大きな河のきれいな曲線を見ることができました。宇宙飛行士ではありませんが、地球って美しいなーと感じることができました。

 
    
  
 
 機内食も楽しみの一つで、写真のようにとてもコンパクトですが、前菜から始まってデザートまでフルコースでとても食べ切れないくらいでした。(でもほとんど完食してしました。痩せないわけですね。)


    


  そんなこんなで中継地点のヘルシンキに着きました。ヘルシンキは漫画で有名な「ムーミン」で有名な都市で空港に「ムーミンショップ」がありみんな立ち寄っていました。


  
 
 
  待合席にいる間、世界各国の人々に接しましたが、皆さん御蔭で「レディース&ジェントルメン」であまりいやな思いや危機感は感じませんでしたが、何があるかわかりませんので荷物だけは、首から下げしっかり持っていました。また、ツアーの方や特に添乗員さんがとても落ち着いた頼りがいのある方だったので、安心して旅することができました。
  2時間待ちの後、今度は、「エコノミークラス」で 4時間のフライトの後、マドリードに到着しました。機内で簡単な夕食が出ました。美味しかったです。


 
   

 
  午後8時25分に到着したのですが、とても明るくて日本の夕方6時くらいに感じました。ガイドさんのおっしゃるには、スペインの方は、宵っ張りが多く、朝はゆっくり夜を楽しむそうです。日本人とはかなり意識の相違があるようでした。私もどちらかというと夜に強い方なので、その点ではスペインの方が住みやすいかなと思いました。日本人の真面目な方からは、お叱りを受けるかもしれませんね。


   
 

  スペインのホテル(ヨーロッパで一番大きいいホテルだそうです。)に到着し明日に備え早めに就寝しました。
 二日目は、次回につづく・・・・。