桜だより 地元編

 前回は、京都の桜を紹介しましたが、身近なところにすばらしい桜がありました。今年の桜は、どこも遅く4月に入ってから満開というところが多かったようでした。
 お花が大好きな私も、地元の豊川の桜トンネル・佐奈川の桜・新城の桜渕公園に出掛けてみました。スポーツジムに通っているのですが、そこで佐奈川の桜がすばらしいと聞いて天気のいい日に散歩がてら行ってきました。
 豊川市役所の北にある桜トンネルは、例年通り屋台が出て、グループごとにシートを敷いて宴会場になっていました。お猿さんの路上ライブのような事をしていて、子供さんも楽しそうにお猿さんの演技?を見ていました。桜よりどちらかというと「花より団子」といった感じでした。花見もこういう楽しみ方もありますよね。




 桜トンネルから、豊川の自衛隊基地沿いに「豊川サティー」のほうに歩いていくと道沿いには、桜や椿が咲き、特に八重の椿が桜とはまた違う感じで咲いていました。春のうららかな光を浴びて気持ちいい散歩が出来ました。


ゆっくりしたペースで10分くらい歩くと佐奈川が流れていて桜と菜の花がいい感じで咲いていました。橋の上から見てみると、川の両端に桜と菜の花が咲き誇り、遠くに山が見えてとてもなつかしい風景が広がっていました。「♪〜♪は〜るの小川はさらさら行くよ。♪〜♪」と童謡「春の小川」の歌が、うかんできました。(歌に出てくる花の種類は違いますが。)桜トンネルとは雰囲気が違い、家族連れが多くお弁当をもってピクニックという感じでした。
 



それぞれの楽しみ方で、場所を選んではいかがでしょうか。


 豊川の桜を見たところでお腹がすいてきたので、豊川の東名高速に入るバイパス沿いにある「東京庵」で美味しいおうどんを食べました。「東京庵」さんは、看板や水車が目印で目立っています。メニューも豊富でボリュームがある割りにお値打ちなので、お昼時は、平日でも混んでいます。この日は、早めに行ったので比較的待たずに食べることができました。



  
 車で移動して、桜淵公園へ向かいました。こちらは、豊川の公園と違って、駐車場付近がとても混んでいました。15分程待って駐車場に着きました。写真にあるように豊川の渓谷沿いに桜が咲いてて、とても情緒がある桜でした。場所が広いので、屋台があったり、グループで宴会をしている人がいたり、ボートを漕いでいる人がいたりいろんな楽しみ方が出来る公園でした。屋台だけでなく地元のお店屋さんや地域のボランティアさんのような方が、テントを張って食べ物や手作りの袋などを販売していてとても賑やかでした。川に架かった橋を渡ったりちょっとしたハイキングのようで楽しかったです。


 休日は、家でのんびりするのもいいですが、やはりちょっと外に出て爽やかな空気を吸いながらきれいなお花を見ながら散歩というのもいいですね。しばらくは、穏やかな気候が続くので色々な所に出かけたいと思います。