第10回ブログ 夢の「九州旅行」 その1

 暑い暑いの度を越えて、三河弁で言う「ど暑い日」が続いていますが皆さんいかがお過ごしですか。お体にはくれぐれも気をつけてくださいね。
 タイトルにもあるとおり夏休みを頂いて、念願の九州旅行に行ってきました。以前にも書きましたが、大のドライブ好きの私ですので、もちろん自家用車で行ってきました。日程としては、7泊8日の大旅行となりました。職場の皆さんには、本当にご迷惑掛けましたが、気持ちよく行かせて頂いて感謝しています。
 宿泊地は、一泊目《鹿児島市内》・二泊目《指宿温泉》・三泊目《霧島温泉》・四泊目《黒川温泉》・五泊目《湯布院温泉》・六泊目《福岡市内》・七泊目《雲仙温泉》と温泉三昧をさせていただきました。いつも思うことですが、日本には本当にすばらしい温泉と旅館と景色があるものだなあ・日本に生まれてよかった〜と思う旅でした。特に今回は日本の歴史を感じさせていただける旅でもありました。一回でお伝えするには、書ききれないので何回かに分けてお伝えしたいと思います。
 まず、一日目は、日曜日に自宅を4:48に出発し、東名・名阪・名神・九州高速道路を経由し、鹿児島市内へと一路ドライブしました。時々、休憩し「宮島」・「下関」の景色を見ながら鹿児島インターに17:45に到着しました。約13時間のドライブとなりましたが、高速道路料金の「2,100円」の数字を見た時その疲れもすっ飛びました。車で来て良かったなあと・・・。(平日であれば22,100円の料金でした。)一緒に行った家族と交代交代でたどり着きました。

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「城山公園」にある「城山ホテル」に泊まりました。城山公園にははじめていったのですが、薩摩藩のお城があったところで、鹿児島市内の夜景が見渡せる所にあり夜景も楽しみました。宿泊料金の割りにお風呂も良くて、夕飯は付いていませんでしたが上等でした。長時間のドライブで多少疲れたので、足の裏に持っていったシップを這って寝たら次の日とても楽でした。以前旅行したときとても楽だったので、今回もシップを持参しました。
 次の日、「西南戦争」で西郷隆盛が、最後に立て籠もったという洞窟に行きました。前夜見に行ったときは、真っ暗で怖かったですが、昼間は、洞窟の中にも入ってみました。西郷隆盛が、最後まで、戦った様子が分かるように書物がありました。時間が無くすべて見るわけには行きませんでしたが、概要はわかりました。この洞窟に西郷ドンが追い詰められたのかと思うと西郷ドンの無念さが伝わってきました。
 続いて、NHK大河ドラマ篤姫」で有名になった島津家の別荘であった「仙厳園」に行き庭園を見てお抹茶まで頂きました。桜島を目の前にした庭園と、その当時の部屋がそのまま保存されている中、その当時のお話もしてくださって歴史の勉強にもなりました。庭園も当時のまま残され、とても素敵な庭園でした。ここを歴史上の人物が行き来していたと思うと感慨深い気がしました。その当時は、平民は恐れ多くて入れないところだったでしょうに今は、拝観料を払えば見られるのだから、いい時代になったと思いました。「篤姫」のロケ地にもなった所なので大河ドラマを見ていた方にとっては、最高の場所だと思います。見てなかった私にも興味深かったです。(時々は、見ていたので)とにかく暑ーい日でした。

 
次に訪れたところは、日本人なら一度は行ったほうがいいと思われる知覧にある「特攻平和会館」です。以前知覧に行ったとき「武家屋敷」は、見たのですが、その当時「特攻平和会館」のことを知らなかったので、今回は、どうしても行きたかったのです。戦時中のことを知る人が少なくなり、平和である事が当たり前になっている今だからこそ子供と一緒にいきたかったこともあります。館内には、多くの特攻隊の方たちの写真や家族に残した遺書・その当時に残された遺品・ゼロ戦機等が展示され、どうして特攻隊ができて行ったかを説明するビデオが放映されていました。語り部による説明もありました。特攻隊の方たちが、出発前夜泊まったという「三角兵舎」(復元)の中に入ったとき、特に平和に対する感謝の気持ちがわいてきました。今では考えられないような、追い詰められた気持ちで家族の事を思いながら、遺書を残し、特攻機に乗りこみ、アメリカ艦隊に突っ込んでいった若き兵士達の事を思うと、やはり涙が出ました。兵士の中には、17歳の方もいたとのことでした。これからも日本が、広くは世界が平和であって欲しいと強く思いました。 


  
 その日は、「イッシー」で有名な「池田湖」また、特攻隊の飛行機が、飛び立って旋回して沖縄の海に向かったと言う「開聞岳」が良く見える「長崎鼻」に向かい南の海と「開聞岳」を写しこの日の宿泊の宿へ向かいました。


そして、指宿の「吟松」に泊まりました。海岸沿いにある砂風呂にも入り、写真まで撮っていただいて、楽しかったです。砂の熱さはなかなかのものでサウナに入っているような感じでした。お風呂も、海を臨む素晴らしい露天風呂があり満喫しました。台風も沖縄方面に来ていましたが、雲はあるものの雨にはならず、星も見える露天風呂に入り、幸せな一時でした。みなさんに感謝の気持ちで二日目を終えました。